どーもこんにちは。変化の激しいネットの世界に食らいついていくのに必死な、しょうこむ(@showcom)と申します。
昨日、この動画をインスタグラムに投稿しました。
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そしたら、約1分後にこんな通知が来ました。
たぶん、あなたの動画はブロックしました。なぜなら、コピーライトコンテンツがその動画に含まれているからです。的な意味。
どうやら、私が投稿した動画はフィードに出ないように制限されたようです。(自分のページには残っている)
動画がブロックされた原因
考えられる原因は、動画のバックミュージックに使用している曲です。この動画は、動画編集アプリのQuikで作成し、音源はQuik内の音楽ライブラリーからダウンロードしました。
過去にQuikで提供されている音楽を使用して作成した動画をインスタグラムに投稿したことはあったのですが、その時はボーカルなしの、いわゆるインストゥルメンタルの楽曲でした。今回引っかかったのは、きっとボーカル入りの楽曲だったからだと思います。
無料で提供されている音楽の著作権
Quikが提供している楽曲って、SNSでの共有に使用しちゃダメなのかな?と思って調べました。
Quikを提供しているGoProのホームページ内にこのような記載がありました。
楽曲の著作権料は当社が負担しているため、GoProユーザーの皆さんは個人用ビデオにこれらの楽曲を自由にお使いいただけます。
ただし、Quikで作成したビデオを商用利用したり、販促活動に使用する場合は商用利用を許可された素材を使用している場合のみ可能です。なお、Quikの音楽は商用利用を許可していません。
つまり、個人的に作成してSNSで公開する分にはOK。
ただし、YouTubeの収益化を有効にした状態での動画公開や、何かを販売するための宣伝目的の動画は、Quikで作成しても良いが、Quik音楽ライブラリー内の楽曲使用はNG。ということですね。
Quikで作成した動画の掲載の流れを、各SNSごとにまとめました。
Instagramで使用する場合
インスタグラムには、著作権の有無を判断する機能が備わっているので、Quik音楽ライブラリー内の楽曲を使用した場合(もしくは著作権保護対象の楽曲を使用していた場合)、該当の動画は一度削除されます。
Quik音楽ライブラリーの楽曲を使用している場合は、その後、異議申し立てを行ってブロック解除をしてください。
YouTubeで使用する場合
Quik音楽ライブラリー内の楽曲の提供者は、その楽曲を使用した動画のマネタイズに関しての権利を持っています。
よって、Quik音楽ライブラリー内の楽曲を使用した動画を、広告収益化ONにしていると、その動画に対して、楽曲提供者が著作権の申し立てとマネタイズを行うことができます。すなわち、あなたの作成した動画の収益は楽曲提供者のものとなるのです。
しかも、その申し立てを拒否したり、該当の動画を削除したりすることはできないとのこと。
対策としては、Quikライブラリー内の楽曲を使用した動画は収益化をOFFにするか、音楽を差し替えて編集し直してYouTubeに投稿するかのいずれかですね。
もちろんこれは、YouTubeのアカウント自体を収益化していない方には関係ありません。収益化(マネタイズ)していない方は、自由に投稿することができます。
Facebookで使用する場合
フェイスブックもインスタグラムプラットフォームと同様、著作権の有無を確認する機能が備わっています。ただし、フェイスブックの場合は動画が削除されることはなく、部分的に消音状態になります。
その後、Quik音楽ライブラリー内の楽曲を使用している場合は、異議申し立てを行って、消音状態を解除してください。
異議申し立て手順
Quikで提供されている楽曲は、インスタグラムに投稿しても問題ないということが分かったので、「著作権の侵害してませんよー!この動画、再公開してくださいー!」という異議申し立てを行います。
先ほどの通知をクリックして、出てきたページの下の方に、異議申し立てというリンクがあります。
この異議申し立てのリンクをクリックします。
すると、署名画面が出てきます。
ここに書かれてありますね。
動画に含まれる全てのコンテンツ(サウンドトラック、音楽などの音声を含む)を共有する権限がある場合は、ブロックへの異議申し立てを行い、動画のブロックを解除することができます。
はい、インスタグラムで公開した共有しても問題ない音源を使用しています!ということで、「同意する」にチェックを入れ、電子署名に自分の名前を打ち込みます。(漢字でもローマ字でもどちらでもOKだと思います。ちなみに私は漢字で打ち込みました)
すると、5分もしないうちに「ブロック解除したよー」という通知が来ました。
これは人的にチェックしているわけではなさそうですね。
インスタグラムのデータストックの中にある音源と似ている音源を使用している動画があれば、自動的にブロックがかかって、投稿者に通知がいく。
投稿者本人が「このデータの権利は私にあるから、公開しても問題ない」と署名さえすれば、インスタグラム側は「本人が署名付きで、大丈夫って言ってるから責任は投稿者にありますからね〜。インスタグラムは公開を許可した責任は負いませんよ〜」ということで自動的にブロック解除するのだと思います。
コンビニでアルコール飲料を買うときの「はい、20歳以上です」のボタンと同じですね。
「異議申し立て」という表現が、何かややこしそうな匂いを漂わせてしまっていますが、ただサインをするだけです。怖がらずに異議申し立てをして、動画を公開していきましょう!
▶︎私の住処・Instagram。
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しょうこむ(@showcom)